おはようございます！

イメージコンサルタントの田後です。

 

ジューンブライドという言葉があります。

実際には3月から5月、10月、11月も結婚式に人気の高いシーズンです。

 

結婚式といえば、ウエディングドレス。

ウエディングドレスといえば、「白」といっても過言ではありません。

 

さて、この白色。

白と一口に言っても、たくさんの白があります。

例えばオフホワイトや象牙色、雪のような真っ白な白などです。

 

最近では、某有名タレントの「白って200色あるねん」という発言が話題になりましたがご存じでしょうか？

他にも、北極圏に住む人たちの間には、白を表現する言葉が何十種類もあるといわれています。

 

諸説あるので真意は割愛しますが、本日はブライダル関係者の皆さんが知っておくべき「白の話」をお届けします！

 

 

ウエディングドレスを選ぶ時（ここでは色を白に限定します）、目の前にずらっと並ぶドレスを前に花嫁さんは目を輝かせます。

と同時に、どうやって数ある中から選べばいいのかと頭を抱えます。

 

Aラインがいいか、

プリンセスラインがいいか、

マーメードラインがいいか、

ミニ丈がいいか、etc.

 

人生の晴れ舞台にふさわしいデザインはどんなどれすだろうと、あれこれ考えを巡らせます。

 

私事で恐縮ですが、自身の結婚準備の際もコーディネーターの方から、数々のアドバイスをもらいました。

「大人っぽくシンプルなAラインがいいですよ」

「写真映えするプリンセスラインも素敵です」

 

デザインに関するアドバイスを山ほどいただきました。

 

けれど、どうでしょう？

ウエディングドレスの色の話はなかったように記憶しています。

 

理由は恐らくですが、全部が「白」だから。

その証拠に、カラードレスや色打掛のセレクト段階では、色のアドバイスがたくさんありました。

 

ここで、声を大にしてお伝えがあります。

お客様に信頼されるブライダル関係者を目指すなら、絶対に「白」を語れるようになってください！

 

「白って200色あるねん」の200色を語る必要はありませんが、白色にも様々な白があり、その色差が花嫁の印象に大きく影響することを覚えておいてください！！

 

例えば、青みがかった色（専門用語でブルーベースといいます）が得意な人が『生成り色』を着ると、黄ぐすみして見えることがあります。

生成り色に含まれる黄み感が、不要に顔写りに影響するためです。

 

また、黄みがかった色（イエローベースといいます）が映える人が『純白』を着ると、青ざめて見えることがあります。

純白の青み感が、血色をかき消してしまうためです。

 

これはかなり重大な事項で、花嫁の印象を大きく左右します。

実のところ、デザインが似合わないよりも、似合わない白色をまとっている方がマイナス要素が際立ちます。

 

一生の晴れ舞台では、花嫁の姿に全視線が集まります。

加えて、たくさんの人のカメラに動画や画像が残ります。

花嫁の知らぬところで「先日、結婚式があってね～♪」とその姿が披露されることも少なくありません。

 

つまり、最高の花嫁に仕上げるなら、白の色選びをおそろかにしてはいけないのです！！

 

花嫁はもちろん、ブライダル関係者もついデザインを重視しがちです。

けれど、顔写りに大きく影響する「白の色」をまずは慎重に選ぶことに注力してみてください。

 

その際、上記にあげたような説明ができることが望ましいです。

論理的なお伝えができると、花嫁だけでなく新郎や母親などからの信頼も厚くなります。

 

スタイルクリエーションでは、ブライダル関係者に必要な色彩講座を得意としています。

論理的な「白の話」ができれば、同業者に圧倒的な差がつきます！

 

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