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商品の配色を考えるヒントにしてください
おはようございます。代表の染川です。
今回は、配色の考え方について、実用ヒントをご紹介したいと思います。
当社では、色彩を戦略的に活用する方法を、
研修やセミナーでご提供しております。
具体的な内容はこちらをご覧になってみてください。
さて、商品企画をされる方は、その配色に頭を悩ませることが少なくありません。
まったく手がかり、足がかりのない状態から考えることも多いと伺います。
ご自分の好きな色を組み合わせるケース
映える色を組み合わせるケース
同業他社と同じように組み合わせるケース
流行色を組み合わせるケース
ピンときた色を組み合わせるケース
これらは選択肢として無しではありません。
でも、とても大きく損をしてしまうだろうと思います。
なぜなら色は、購入に至るプロセスの中で、
かなり早い段階で人に訴求する存在だからです。
目的がある場合、その後押しができる色づかいというものがあります。
この工夫をしない手はありません。
とはいえ、目的によって、配色は無数に作れてしまうため、
今回は、商品の配色を考える際の基本的な大枠の考え方をご紹介します。
2つの方法をご紹介しますので、新商品、既存商品の色を確認してみてくださいね。
①なじみの配色
似た色同士を使って配色させる方法です。
その中でも2種類の方法があり、
色みをなじませる方法と、トーンをなじませる方法があります。
色み~の方は、黄色とオレンジ、青と青紫のように、色みが似ているものの組み合わせ。
トーン~の方は、水色と薄ピンク、紺色と茶色のような発色の雰囲気が似ている組み合わせ。
②メリハリの配色
かけ離れた色同士を使って配色させる方法です。
その中でも2種類の方法があり、
色みを離す方法と、トーンを離す方法があります。
色み~の方は、黄色と青、赤と緑のように、色みが離れているものの組み合わせ。
トーン~の方は、水色と紺、薄ピンクとショッキングピンクのような強弱の付く組み合わせ。
そしてここからをよく読んでいただきたいのですが、
万人受けを狙うなら、①がお勧めです。
人は変化を苦手とします。
色とてそうです。
そのため、変化が小さいなじみの配色は、
選んでもらいやすいという特徴があります。
また、対象数は減るけど強めに好かれたい場合は、
②がお勧めです。
変化の大きな配色は、好みが分かれやすいです。
ですが、その個性に惹かれる人はこだわりが強かったり、
浮気をしにくかったりします。
良し悪しはなくて、どちらがその使用目的にふさわしいのかです。
もっと具体的に色彩知識を身につけて、仕事で活用されたい場合は、
ぜひこちらをご利用ください。
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色彩戦略をビジネスに取り入れたい方は、
きっと御社にもご活用いただけることがあります。
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カラーの専門家として活躍したい方は、
あなただからこそできる色彩の仕事を一緒につくっていきましょう
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