事例紹介

─  CASE STUDIES  ─

【株式会社笑福様】建物や媒体のビジュアル・心身のケアにおいて「色のアドバイス」を取り入れ、保育の現場に活用

大阪で介護施設や企業主導型保育園の運営・管理をする笑福様。
なぜ同社は当サービスを導入されたのか。そのきっかけや効果、今後の展望についてお話を伺いました。
今後は保育のみならず介護の現場や街づくりにおいて、色の可能性に大きな期待をして頂いています。

その他

企業プロフィール

会社名 株式会社笑福
本社所在地 〒554-0024 大阪市此花区島屋6丁目2番89号1803
代表者 片岡伸哉
事業内容 介護・保育施設運営 地域貢献事業(認知症カフェ・こども食堂)
URL http://www.warafuku.co.jp/

ご依頼のきっかけ

これまでの介護現場における自身の経験から、色彩が人に影響を及ぼすことは知っており、実際に介護施設の中で、ポイントとなる場所の色使いを工夫するなどを自己流で行ってきました。

ただ、より専門的なところまでの知識は無く、またそこを専門的にやっている人にも出会ったことはありませんでした。

保育関連団体のフォーラムに参加した際に染川社長と出会い、『カラーコンサルタント』という仕事があることを知り、「ぜひお話を聞かせて欲しい」と私から声をかけました。

元々「介護の分野でもっと色を使ってケアできないか」と思っていたところ、染川社長より「子どもにとっても色って大事なんですよ」ということと具体的なお話を聞き、ではまずは保育園で取り入れてみよう!と思ったのがきっかけです。

実施サービスの内容

『カラーコンサルタント』として顧問契約をしています。

児童心理学の観点から、園児が描いた絵や使う色などで、その時の心理状態など目に見えない子どものサインを読み解いていただき、それを現場で共有し保育に活かしています。

読み解きの結果は保護者にも伝えているが、自分の子どもの結果を聞き、皆思い当たることや気づきがあるようで、保護者側も興味津々で聞いています。

また、園の内装・外装、ホームページ、チラシのコンサルティングもお願いしています。

当保育園は、日本初『ひつじのショーン』公認保育園なのですが、その世界観を活かした空間・媒体などのビジュアルについてアドバイスいただいています。

次は、介護・保育の両現場にて、色彩心理を使った職員自身のケアを、定期的にお願いしようと思っています。

実施後の効果

園児の「目には見えない心の動き」を教えていただけるので、私たちが子どもと直に接して把握できることと合わせて、保育に繋げることが出来ています。

心理状態を読み解いていただくことで、園児たちに対して「この子にはこうしてあげよう」などと、より明確な方向性が見え、それが指標となっています。

また、保育園にカラーコンサルタントが来てくれ、子どもたちが発するサインを読み取って保育に活かしているということは、他の園との差別化にも繋がっていると感じます。

内装・外装などのアドバイスについては、園の建設・開園時のみならず、現在においても何かを選ぶ際に相談できることで、迷う時間をかけることが無くなりました。

何かを買い足す時などにも「プロに聞ける先がある」ため、美観やイメージを保ち続けることができありがたいです。

 

今後の展望・期待すること

引き続き、子どもたちの保育に色彩心理を活かしたいと思っており、今後は更に従業員のケアもお願いする予定にしております。

また、介護や保育において、内装の色(ビジュアル)でどこまで影響を与えられるのかを知りたいと考えています。

特に認知症の方が「目に入るものの色を変える」ことで生活しやすくなったり、それにより介護者もお世話がしやすくなるなど、目の前で見れる効果を実証できれば嬉しいです。

そのための場所が必要になるかもしれないですが、それでも「介護の専門家目線」で「色の専門家」のお力を借りてやってみたいと思っています。

大きな目標として、「認知症の方に優しい街を作りたい」ということを思っており、その街づくりにおいても、特にカラーは認知症の方にとって今後の希望となる!と期待しています。

 

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