まず、最初に、各ファッションアイテムが見やすいポージングと、女性のタイプを4種類指定していただきました。

その4種類のベースに、4カラータイプ×春夏・秋冬の2シーズン、合計32種類のコーディネートを作成するのですが、イラストレーターに正確に伝えるためには、トップス・ボトムス・靴・アクセサリー・バッグ等のすべてのアイテムを、実際に販売している商品画像を用意する必要があります。

アイテム数の総数は160以上、しかも「色」が重要となるため、アイテムの形や種類だけでなく、色もすべて指定するという作業も行っていただきました。色はベースとなる女性のイラストの肌色や髪色も含まれます。

カラーの仕事は、感性やセンスよりも、クライアントの要望を理解して、「色」でできることを具体的に提案できる力の方が重要だと思っています。

当社の顧客はカラーコーディネーターですので、今までたくさんのカラーの講師・専門家に会ってきましたが、ビジネスとして論理的に「色」を提案できる方が、まだまだ少ないなと感じています。

スタイルクリエーション様は、ビジネスに通用する色の専門家を養成していますので、講師を増やすとともに、色の持つ可能性を、様々な分野に広めていただきたいなと、期待しております。